さやかの「ピラティス筋曜日」

第１２話：願いを叶えるマシーン

『ピラティス筋曜日 第12話』をご覧頂き、有難うございます。
クライマックスになります次週まで残り僅かとなりました。
どこまで皆様にピラティスの魅力を伝えられるかしら？！とドキドキしながら原稿と向き合っています。

さて、早速先週の続きから参りましょう。
「サイドプランク」上手く出来ましたか？？？before/afterチェックは実感できましたか？？
今日は更に強度を上げてリフォーマーで行っていきましょう♬
スタートポジション
・プラットホーム(固定された台・内部にはバネが内蔵されている)に肘をつく
・キャリッジ上のショルダーパットの前部に下側の足、後部に上側の足をセットする。

エクササイズ
①膝を伸ばしながらお尻を上げる（キャリッジが移動する）＝マットでのサイドプランクの完成形
さぁ、ここからが本番！！ワクワクしてしまいますね♬♬♬
リフォーマーの特徴は動くキャリッジを利用することでした！！！
と、言うことで
　　↓
②膝を曲げる
③膝を伸ばし（②と③を数回繰り返す）①へ戻す
勿論体幹部が1㎜も乱れたく無いです。お尻の位置が降下しそうになりますが、NGです^o^
キツそうで♬ 楽しそうな雰囲気でしょ♬

呼吸
吸って準備し→吐いて①→吸いながら②→吐いて③

イメージ出来ますか？膝下分の距離を足元がスライドします。
唸っちゃいますよー（笑）

さあさあ、未だ未だこれらから！！！
肩関節の外転も入れてしまいましょ！
エクササイズ
① スタートポジションから下側の肩関節を外転
② 下側の肩関節を内転しスタートポジションへ戻る
呼吸
吸って準備し→吐いて①→吸って②
お気づきかと思いますが、勿論体幹部、・足元は何も変えません！！！
何故？？？って。
そ れ は
体幹とは腹部だけではないですよね！
肩関節・首の安定性も含みますもの^o^ね♬
この様な強度の高いエクササイズは直ぐに出来なくも大丈夫。
心配せずに何度も何度もマットで反復し、リフォーマーでも繰り返す事です。
ご安心下さいね☆

肩の安定性といえば・・・同じくこのエクササイズのシリーズで他にもあります。
サイドの付かないノーマルな「プランク」です。お顔は床向きで行います。

スタートポジション
・両手を両肩の下へ置き、両膝を両股関節の下へセットし四つ這いのポジションを取る

・背中真っ平で脳天までが真っ直ぐに伸びた状態のまま片足ずつ後ろへ伸ばし、腕立て伏せの状態を取る

エクササイズ
①　片足を後ろへ上げる(膝が伸びたまま)
②　スタートポジションへ戻す
左右両足行う
先ずはスタートポジションがきちんと取れてから、足上げを行いましょう
腸腰筋の短い方に適したエクササイズです♬
呼吸
吸って準備し、吐いて①→吸ってkeep→吐いて②

さて、肩の安定性についてですが、不安定になってしまった時の状況とは一体どんな動きでしょうか？？？

それは「翼状肩甲骨」
名前通り肩甲骨が翼の様に背中から浮き出てしまう事です。
ネーミングは何だか素敵ですが、、、見た目は痛々しく可哀そうですX_X。
上腕三頭筋・前鋸筋・菱形筋をしっかりと使ってあげましょう♬
とは言え、、、
このプランクは重力をまともに受けてしまいますので、修正したくてもなかなか厳しい事も度々あるでしょう。
前鋸筋の伸長や小胸筋の短縮（下角のみ浮き上がっている）が原因ですから、第７話で取り上げました外科医も絶賛の「シェーブ ザ ヘッド」は修正効果を上げられます。

但し、もしもプランクの形を出来るだけ変えずに、負荷を軽減できるとしたら、
皆様はどんなポジションを思い浮かべられますか？？？

☆立位☆で出来たら素敵だと思いませんか？

出来てしまいます♬ 叶えてしまいます♬
ピラティスって本当に凄い^0^

この願いを叶えてくれるピラティスマシーンをご紹介しましょう♬
「コアアライン」Core Align

特に立位のエクササイズが得意です。
但し、このマシーンはジョセフ氏が考案したものではありません。理学療法士のホフマン氏が造り出し、骨盤の動きを整え、美しく機能的な動きを導いてくれます。
日本でもこの「コアアライン」の設置されたスタジオは少なく、大変希少価値が高い機械です。
そぉ言われるとついつい体験したくなりませんか？？？
私達は日常を立った姿勢で送る事が多いので、普段とそんな変わらずに動けそうですが、、、
とんでもない
意外と難しく、不思議なことにコアとの連動性(天然コルセット)を使っている事を強く感じます。

では来週の最終回でプランクの様にコアアラインで動いてみましょう
そのエクササイズ名は「スタチュー」♬

お楽しみに^_^
今週もお疲れ様でした。良い週末をお過ごし下さい。