ピラティス動画図鑑

シングル・レッグ・ストレッチ(初級エクササイズ)

1. 吐いて 片脚のばす
2. 吸って 入れ替える
3. 吐いて 反対側の片脚のばす

エクササイズの目的

 腹部の耐久力を養うエクササイズです。両脚や頭を持上げた状態を保ち足を動かしていきますので、身体の奥底の深層筋(骨盤底筋、腹横筋、腹斜筋、多裂筋)をはじめ、表にある表層筋(腹直筋など)も活躍します。それぞれの筋がタイミング良く、力を合わせることがこのエクササイズのポイントです。

エクササイズの効果

 腹部のエクササイズと聞くと、お臍周辺をイメージされる方が多いです。このエクササイズはお腹、胴回りを薄く、細く、しなやかに伸び縮みするバンドのような筋の使い方を目指します。ぽっこりお腹が気になる方や、腰の硬さが気になる方にもってこいのエクササイズです。自前のコルセットの機能がぐんっ!とあがりますよ。

スタビリティ(安定力)

 足の動きや身体を起こした姿勢保持を支える骨盤から腰椎部を(腹直筋を使い固めるのではなく)深層筋を使い安定させることが重要です。そして、丸い背中に張り付くように存在する肩甲骨、意外と忘れがちですが重要です。

モビリティ(動きやすさ)

 腿の付根(股関節)と膝の曲げ伸ばし動作。左右交互に脚を動かし、腹部にチャレンジをかけます。腿を伸ばす角度を変えると、強度を変えることができます。腹部の力がついてきたら床側へ傾けて強度アップ!腿の下に65cmのボールを置き行うと、腹部の助けをしてくれます。そして、お腹に引き込む方の腿に手を添えるので、腕の動きが少し入ります。

シーケンス(連続動作)

 スタートポジションに入る時に、腸腰筋を使いすぎて(グリッピング)固まってしまう現象が起きます。それを防ぐために、骨盤から腰椎部を安定させてから、腿を持上げることが大切です。そして、エクササイズ中その力を保ち続ける、耐久力が必要になってきます。疲れてくると、お腹がぽっこり盛上がり、固まっていたら、一度腿をおろして薄いお腹でやり直しましょう。水着のシーズンが近づいてきましたよ~継続は力なり!



<プロフィール>

原田 真実 (はらだ まみ)

2003 STOTT PILATES mat & reformer 取得
2009 STOTT PILATES full certificate 取得
2010 Pilates art Studio 天満橋オープン
2015 ラウンドフラット&ナチュラルStudioオープンスタッフ

Mind & Bodyエクササイズピラティスと出会い、心身共に大きな変化を体感しました。
できることや、考える事がとてもポジティブになり、家族や友人や仲間との絆が深まりました。
ピラティスエクササイズをMy life の軸とし、ライフワークバランス、QOL(生活の質)、社会貢献など精力的に取組んでいきます。


パーソナルスタジオ「アニマルピラティス教室

instagram

> 詳細を見る

Twitter

> 詳細を見る

Youtube

> 詳細を見る