広背筋
こうはいきん
latissimus dorsi
ラティスィマス ドーサイ
ヒトの筋で最も広い面積をもつ筋。上腕の内転には大胸筋と協働し、屈伸については拮抗します。その作用は松葉杖を使うときに重要です。また、ボートを漕ぐときに使う筋でもあります
下位4-8胸椎・腰椎・仙椎(棘突起)、腸骨(腸骨稜)、下位3-4肋骨
上腕骨(小結節稜)
上腕を内転、さらに後内方に引く
胸背神経 (C6-C8)
つり革につかまるポーズを取ると脇にある大きな筋肉が広背筋です。片方の肩関節を30°程度外転かつ内旋させ、もう一方の手で広背筋を触ってみましょう。この時、パートナーに外転している手に対してさらに外転方向へ力を加えてもらい、それにたえるようにしてみましょう