今週の窓

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第28回 ウェルネス 「ストレッチ」

 ストレッチは、すきま時間にひとりで道具なしで実践できる最高のエクササイズです。ストレッチを継続的に行うことで、カラダのバランスが整い、動きやすくなったり、血行が良くなったりし、より元気なカラダになります。

 ストレッチの主な効果は、次の3つです。
① バランスや姿勢の改善により、まんべんなく関節が使えるようになる。動きがしなやかになる。
② 使いすぎによるスポーツ障害の予防。肩こり・腰痛等の痛みの改善。
③ 心身のリフレッシュ、リラックス、疲労回復。

 今号は、運動不足や仕事や勉強による座り過ぎによる身体不調、作業効率低下を防止する全身ストレッチを紹介します。



 ストレッチを効果的に行うポイントは以下のとおりです。
① こまめに行う
 起床後、休み時間、スポーツの練習前後、夜寝る前など、時間がある時にストレッチをしましょう。
② 気持ち良い程度に伸ばす&呼吸を止めない
 「痛い」と感じるくらい強く伸ばすと逆効果。「気持ち良い~痛気持ち良い」程度に伸ばしましょう。
③ 目的によって伸ばす時間を変える
 運動前のウォームアップは1箇所15~20秒、柔軟性アップや疲労回復は1箇所30秒以上を目安。
④ 伸ばしている部分を意識する
 ストレッチしている筋肉や関節を意識し、伸びを感じながら行うと、ストレッチ効果が高まります。

 筋トレやランニングはハードルが高いという方も、まずはストレッチで筋肉を伸ばし、動きやすいカラダを作りましょう。ストレッチだけでもカラダが温まってくるのをきっと感じるはずですし、カラダが動きやすくなれば、色々なことにチャレンジしやすくなります。ぜひ生活にストレッチを取り入れてください。

<プロフィール>

内藤 隆 (ないとう たかし)

運動指導者(フィットネス、トレーニング)、スポーツ科学研究者(応用健康科学)
■株式会社CSUP代表取締役
■パーソナルジム「オーワン銀座」代表
■明治大学研究・知財戦略機構 サービス創新研究所 事務局長・客員研究員
■早稲田大学エルダリーヘルス研究所 招聘研究員
■東北芸術工科大学創造性開発研究センター学外研究員
■日本健康教育学会会員、日本運動疫学会会員
■健康体力づくり事業財団認定 健康運動指導士
■修士(スポーツ科学)

メールアドレス:takashi@roundflat.jp

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