今週の窓

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第25回 鍼灸 「びっくりぎっくり腰」

 皆さんは、今までに中腰で荷物を持ち上げたり、くしゃみをした時などに腰が痛くなった経験はあるでしょうか?
 いわゆるぎっくり腰は急性腰痛といい、海外では『魔女の一撃』とも言われています。
 はっきりとした原因はよくわかっていませんが、腰に何らかの負荷が加わり、筋肉や背骨を支えている靭帯が損傷してしまい、急激な強い痛みに襲われます。場所によっては翌日に痛みが出る場合があります。

・腰にギクッとしたような違和感やピリッといった違和感を感じ、痛みがだんだん増していく
・ズキンときた重い痛みで、動くと激しい痛みに襲われる
・腰だけではなく肩や足の方まで、時間とともに痛みが広がり、筋肉が緊張状態になるため、全身がこわばったようになる

 このような症状が出てきたら、ぎっくり腰だと思って間違いないでしょう。

 では、急激な痛みに襲われた場合、どのような対処をしたら良いのでしょうか?
 温める?それとも冷やしますか・・・?

 正解はまず第一に『冷やす!!』そして『安静!!』が大事になってきます。
 人の身体の構造上、72時間は炎症期と言って患部に痛みや熱が発生します。熱が発生しすぎるとズキズキとした、痛みがひどくなります。
 炎症期にお風呂やホッカイロ・運動等で身体を温めてしまうと、熱が大量に発生してしまい痛みがひどくなってしまいます。
 痛みが出たら少しでも早くアイスノンや氷なとで2時間に1回のペースで20分程度患部を冷やして下さい。

 鍼灸治療の目的として、痛みの原因を東洋医学では『経絡を流れる気血の滞り、あるいは不足』として捉えられています。
 それを現代医学的に表現すれば、筋肉中の血行不良、即ち鬱血という事でしょう。痛みを取るためには、症状に見られる『腰周辺の筋肉が硬直し、強い緊張状態』を緩和する事が重要なポイントになります。

 ぎっくり腰の時に、特に多く使用されるツボをご紹介します。

 【(左)手の写真】青色→腰腿部 緑色→合谷 黄色→養老
 【(右)ふくらはぎの写真】緑色→委中 黄色→承山


 【(左)お腹の写真】緑色→天枢 黄色→帯脈
 【(右)腰の写真】青色→大腸兪 黄色→腎兪 緑色→志室

 今紹介したツボに鍼やお灸をして治療をしていきます。
 まだまだたくさんツボはありますが、今回はこの10個をご紹介しました。

 1度の治療で痛みのほとんどは取れますが、再発させないためにも定期的な治療を行いましょう!!


<プロフィール>

神長 紗希 (かみなが さき)

高校卒業後、都内の専門学校へ入学し、柔道整復師、はり師、きゅう師、美容師の資格を取得。
鍼灸接骨院に就職したのち、フリーに転向し、プロアスリートや国民的アイドルグループのトレーナー活動を行う。
現在は茨城県ではり・きゅう接骨院 こもれび、ビューティーサロン pole*poleを開業。
【生涯健康で美しくいられる身体づくりをサポート】をモットーに日々治療にあたっている。

趣味はスノーボードとサッカー観戦
柔道3段で得意技は背負い投げ


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