今週の窓

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第24回 スポーツと治療 「足もとの準備(靴擦れ)」

   夏の暑さも和らぎ、空気も秋らしくなってきました。この時期のスポーツと言えば、Walk Jog Running!!今回はスポーツに欠かせない靴とその外傷のお話です。
 
 靴擦れは靴と皮膚との摩擦が原因で起こります。
 ・新品(靴がなじんでいない)
 ・大きめの靴(靴の中で足が動きやすく擦れやすい)
 ・裸足で履く(保護が出来ず摩擦が起こりやすい)
 ・踵が高い(靴の淵で擦れやすい)
 ・靴が硬い(素材の強度に皮膚が負けてしまう)
 などが擦れてしまう原因です。皆さんの靴は大丈夫ですか?
 サイズの合わない靴は浮足の原因になったり、身体の他の部位に不調が出るケースもあります。
 
 では、もし靴擦れになってしまったら?
 運動を中止し、安静にすることが大切です。痛いまま運動をしてもフォームが崩れて、別のところが痛くなってしまう可能性があります。
 処置としては、靴擦れによりできてしまった水泡が、小さくて皮膚が破れていなければ、絆創膏などで保護をするとよいでしょう。
 水泡が破れてしまった場合は、皮膚は剝がさずに消毒と、保護を行なって下さい。傷口の再生が不十分の状態で表面の皮膚を剥がしてしまうと出血や、回復を遅らせてしまう場合があります。
 ※水泡が破れると蜂窩織炎などの感染症の可能性もあります。処置としては外科の受診をお勧めします。
 
   靴擦れの予防法は?
 スポーツ中に靴擦れをする方は、出来やすい部位に摩擦が起こる可能性を考慮し、予めテープや絆創膏で保護をしておくと良いでしょう。
 また靴選びのポイントは、適切なサイズを選ぶ、踵の安定性(硬すぎず、柔らかすぎず)、靴先の柔軟性(母趾球にあたる部分が動きやすい)などがあります。
 足部の形に合うようにインソールや、スポトレのつぼでもご紹介した靴紐の結び方も靴擦れ予防になります。
 
 スポーツにおいて身体の基本は地面、床と接する足元だと考えます。(地面、床と接しないスポーツはこれに限りません)
 私のサポートするチーム、選手たちも足元からケアをしています。
 
 皆さんも体を動かしやすい季節に、不安なく動ける足元の環境を整えてみましょう!!


<プロフィール>

長谷川 賢宏 (はせがわ たかひろ)

柔道整復師
了徳寺学園医療専門学校卒業
21歳の時にこの道を志し、師と仰ぐ先生に出会いトレーナーの一歩を踏み出す。
フリーランスでスポーツクラブパーソナルトレーナー、サッカー、バスケットボールチームのフィジカル・コンディショニングコーチを行ないながら、スポーツトレーナーとしての経験を積む。医療資格取得後、鍼灸接骨院運営、スポーツトレーナー派遣を行っている有限会社ケッズグループに入社、現在は代表取締役として、選手、患者様のサポート、後任の指導、育成に力を注いでいる。

主な経歴
2012ロンドンオリンピック ビーチバレー男子日本代表チーム トレーナー
2015ユニバーシアード光州大会 バレーボール男子日本代表チーム トレーナー
日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医・科学サポートスタッフ)
その他、高校、大学など育成年代のサッカー、バレーボール、バスケットボールチームのサポートを行う


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