今週の窓

今週の窓

第1回 栄養 「思いが届け、菌活」

 最近、よく耳にするようになったこの新語。
 善玉菌を優勢にして腸内環境を整え、健康や美容を手に入れることだ。

 菌活の究極の目的は、良いうんちを出すこと。
 大便=身体からの(細かくいえば腸からの)お便り・・・と、言われているそうな。
 毎日、黄色か茶褐色でバナナのかたちで2~3本分が理想的。

 このお便りが届くためには、「3つの力」が必要のようだ。

 つくる力・育てる力・出す力だ。

 まず、食物繊維をしっかり摂ること。乳酸菌や納豆も有効。
 出す力をアップするには、歩いたり、腹筋を鍛えるのも良い。
 ヨーグルトなど、口から入れた善玉菌の寿命は意外と短い。
 ずっと住んでいる腸内細菌が、急に入ってきた新参者の菌に、自分のエリアを脅かされるのを恐れて、体外へと追い出しにかかるからだ。それでも、生きて腸に届いた善玉菌は、腸の中を通過しているときに、常在の善玉菌が増えるよう促したり、悪玉菌の活動を抑えたり、なんともけなげに仕事をしている。

 食品の中に含まれる生きた菌は食品や製品によって違うので、自身の目的にあった菌を選ぶことが大切だ。
 例えば、ヨーグルトでもメーカーによって含まれる菌は違う。そこで、2週間続けて食べてみて自分の腸内環境に変化を感じなかったら、別の製品にトライしてみるといいだろう。朗報を待ちたい。

<プロフィール>

小山 幸子 (こやま さちこ)

東京在住。
高校卒業後、国産車カタログ製作会社に8年間勤務後、26歳で栄養士養成校へ。
15年間の病院勤務を経て、2014年よりフリー。
現在は病院、クリニックでの食事サポート、調理実習のほか、食コラムの執筆等の活動をしている。
『この食事が、人生で最後の食事かもしれない』を、モットーに業務に携わっている。
メカオンチのあがり症。趣味は書道。
管理栄養士・西東京糖尿病療養指導士・毎日書道会会友(雅号:小山 桃花)



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