山田聡子の「栄養のツボ!」

山田聡子の「栄養のツボ!」

第11回 ダイエットのための意識

 もうすぐ年末。新しい年はすぐそこです。2015年に体重と体脂肪を築きあげてしまったのなら、新しい年を迎えるにあたってそれらに別れを告げましょう。2016年こそ、脱メタボ!一生スリム宣言!です。

 今回はダイエットについてお話をします。とはいえ食事のことには触れません。私は多くのダイエット希望の方々とお会いしていますが、減量は行動を継続させる意識を持つことやストレスの対処など、食事以外のことにも成功の秘訣があると感じています。それらを今回はご紹介します。

 まずあなたが減量をしたい目的を書いてみてください。

 「体重を○kg落としたい」とか、「見た目を良くしたい」などよりも、より具体的で、あなたのこれからの行動のモチベーションになるような目的です。「減量をしたらどのようないいことがあなたに起こるか?」もしくは「このまま太り続けるとどのような悪いことが起こるか?」ということを考えると良いでしょう。減量はラクなことではありません。でも修行でもありません。減量は自分磨きもしくは自分への勝負なのです。ポジティブに考え、「誰にやらされるでもなく、自分のために行うこと」と捉えましょう。

 次にお勧めなのは体重・体脂肪率と、食事の記録です。

 面倒かもしれませんが、これらは減量を成功させるための最高のツールです。自分がどのように太ったのか、もしくはなぜ体重が落ちないのかを知るためには、自分の体と食事の傾向を知ることが必須です。私も自分の記録を続けています。栄養士として知識があっても、自分の体や食事の傾向が分らないと健康維持は難しいからです。私はストレスがたまると甘いものを食べすぎます。睡眠不足が続くと疲れのせいか大食いになります。このように太る原因は人それぞれなので、その原因を追求して改善していけば良いのです。

 特に女性の方で多いように思えるのですが、日頃のストレス発散のために食べる人がいます。食事は楽しくて、幸せなひとときです。でも食事だけをストレス発散方法にしてしまうと、食べすぎにつながります。まずはストレスをためない方法を探しましょう。それでもストレスがたまるようならば食べること以外の発散方法を見つけましょう。音楽鑑賞、読書、スポーツ、ウィンドウショッピングなど楽しいことを。もしむしょうに何かが食べたくなったら、一息ついて考えてみてください。なぜあなたはそれを食べたいのですか?体の栄養のためではなく、心の隙間を埋めるためだけではないでしょうか。そう考えると気持ちが落ち着いて食べ物に手が伸びなくなることもあります。

 今回はここまでにして、ダイエットの食事については来週ご紹介したいと思います。



<プロフィール>

山田 聡子 (やまだ あきこ)

日本体育協会公認スポーツ栄養士、管理栄養士、健康運動指導士。
青山学院大学国際政経学部卒業、及び、東京健康科学専門学校栄養士科卒業。
2003年~2007年明治製菓株式会社(現・明治)ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ勤務。
明治製菓在籍中は、全日本男子柔道 強化代表チーム、全日本男子バレーボール 山本隆弘選手、トップリーグ ラグビーチームなどをサポートした。
2008年よりフリー。アスリートの栄養サポート(2013~2014年 J1リーグサッカーチームなど)、スポーツ栄養の記事執筆、セミナー講演、専門学校講師などを中心に活動中。

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