ピラティス動画図鑑

シザーズ(初級エクササイズ)

1. 吐く(2回リズミカルに) 左右足をわける
2. 吸う 入れ替える

エクササイズの目的

 身体の捻れをとめる(制御する、コントロールする)力を養います。長い脚を交互に動かしていきます。脚の重たさで骨盤がついていき、背骨もつられて捻れそうになりますが、そんな現象にも耐えられる体幹力を鍛えます。腹筋や背筋や腿の筋を固めて行うと、腰痛などの痛みに繫がる可能性があります。自身の身体とコミュニケーションをとりながら進めていきましょう。

エクササイズの効果

 真っすぐの筋や、骨は存在しません。故に、捻れの無い動きは不自然な動きになります。両手を振って歩く時、腿や股関節、骨盤、背骨、肩甲骨、頭へと捻れのバトンを滑らかに渡すように繰り返し捻れます。このエクササイズでは、歩くように宙で脚を動かします。身体が捻れる動きが自然ですが、それをコントロールしていきます。コントロール力を養うことで、やわらかく、しなやかで、力強い筋を手に入れることができます。ゴムのようなこの筋は、痛み(腰痛や膝痛など)の予防にもってこいです♪

スタビリティ(安定力)

 背を丸めた状態を保ちます。そのために、骨盤ー腰椎部を固めずに、安定させることがとても重要になります。ポイントは、スタートポジションの入り方です。深い呼吸に合わせて、準備しましょう。

モビリティ(動きやすさ)

 膝を伸ばした状態で、左右交互に股関節を動かします。腿の裏側に引っ張られるような痛みがあれば、膝を曲げて行うことをお勧めします。痛いところまですると、伸張反射がおこります。これは、筋肉が縮まり身体を守ろうとする安全制御装置のような反応です。ですから、滑らかに、気持ちのよい動きの大きさを選び行いましょう。

シーケンス(連続動作)

 動きのコントロールに慣れたら、2カウントの呼吸にあわせて動きます。2カウント目でより強く動かすことにチャレンジ♪シザースとは「ハサミ」の意味です。滑らかに紙を切るように脚を動かしてみましょう♪とてもダイナミックで気持ちのよいエクササイズです☆



<プロフィール>

原田 真実 (はらだ まみ)

2003 STOTT PILATES mat & reformer 取得
2009 STOTT PILATES full certificate 取得
2010 Pilates art Studio 天満橋オープン
2015 ラウンドフラット&ナチュラルStudioオープンスタッフ

Mind & Bodyエクササイズピラティスと出会い、心身共に大きな変化を体感しました。
できることや、考える事がとてもポジティブになり、家族や友人や仲間との絆が深まりました。
ピラティスエクササイズをMy life の軸とし、ライフワークバランス、QOL(生活の質)、社会貢献など精力的に取組んでいきます。


パーソナルスタジオ「アニマルピラティス教室

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