“筋”曜どうでしょう

“筋”曜どうでしょう

第11回 はばたけ、胸!

 ボンジョルノ。前回のテーマをベンチプレスにしたことでもわかるように、私は胸が大好きです。……いや、変な意味じゃなくて。
 だって胸ですよ、胸。「胸を張る」、「胸を貸す」、「胸に飛び込む」、ドキがムネムネ……もとい、「胸がドキドキ」、etc……と、いろんな慣用句でも使われる大人気パーツじゃないですか!
胸肉なんて、低脂肪・高タンパクの代表格みたいな部位ですよ。カルビ? 霜降り? そんなものは知りません。サラダチキン万歳。
 ちなみにこの「胸」という漢字、死者の身体(=「月」偏)に悪いものが入らないようにおまじないをした(=匈)のを表しているんだとか。ということは、煩悩が入りまくりの私の胸は、すでに「胸」ではなくなっているような気もします。……よくわからんが、スマン。

 と、胸について熱く語ったところで、今回もその胸のエクササイズをご紹介。どうぞ!

世界の筋トレ  あれ? このお方、どこかで見たことあるような……。素っ裸でタイムスリップしてきて、無表情のまま敵をなぎ倒して、”I’ll be back” って言って去ったと思ったら、カリフォルニア州知事になってほんとに戻ってきたりしちゃった、無敵のターミネーターさんじゃないですか!!

 そうです。あのシュワちゃんもしっかりやっていた胸の代表的エクササイズ、ダンベルフライです。文字通り羽ばたくように、ダンベルを持った腕を大きく広げましょう。注意点としては、

 ・肘を痛めないためにも、軽く曲げておく
 ・胸のほぼ真横に腕を広げる
 ・肩~胸にしっかりとストレッチ感を感じるところまで開く

 といったところでしょうか。肩関節しか動かさない単関節運動ですし、胸を意識していじめるのにもってこいの種目です。研究によっては、ベンチプレスよりフライの方が大胸筋の出力が大きかった、なんてデータもあるんだとか。あ、高重量を扱う際は、

 ダンベルを持ったままベンチに座る → そのまま腿(膝のちょっと上)にダンベルを置く → 股関節と膝を直角に保ったまま、 腿でダンベルを押し出すようにしてゴロン 

 といった流れでスタートポジションにつきましょう。終えるときも同様です。寝転がった状態で床から無理矢理ダンベルを持ち上げようとしたり、逆にドスンと落としたりすると手首や肘を痛めますのでお気をつけて。……じつはむかし、私もやりました……。

 一足飛びにターミネーターにはなれませんが、コナン・ザ・グレート(古い?)、コマンドー、プレデターなんかもイメージしながら、がしがしダンベルと格闘してくださいませ。それでは、また。I’ll be back!


ダンベルフライをやってみよう! コメント:
フライといっても、揚げ物でもハエでもありません。文字どおり空を飛ぶように、はばたくように腕を大きく動かしましょう。胸をいじめる人気種目のひとつです。

強化部位:
大胸筋三角筋(前部)
筋肉動画図鑑で一つひとつの筋肉を詳しく見ることができます。

これだけは押える!ワンポイント:
・肘をわずかに曲げる
・ダンベルを下した時には、上から見て手首、肘、肩を結ぶ線が身体の長軸に対して垂直になるようにする
・ダンベルを降下させるときに息を吸い、ダンベルを上げるときに息を吐く


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<プロフィール>

伊藤謙治(いとう けんじ)

F Fintess Support(www.f-fit.net/)代表。
トレーニングコーチとして現場指導に当たる他、専門誌ライターとしても活動中。CSCS,JATI-ATI。

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